一瞬の帰郷

 母が1月にケアハウスに入ったので、様子を見に一瞬の帰郷。

 同じハウスに、私がお世話になった産婦人科の先生がいらっしゃるとのことで、ご挨拶し、先生の部屋で母がコーヒーを入れ、楽しいお茶の時間を過ごした。

 先生は97歳。88歳でパソコンを始め、DELLの大きなパソコン画面にはYouTubeのステファン・フォスターが表示され、オーディオ・テクニカの小さなスピーカーからは「ケンタッキーの我が家」が流れていた。

 母は81歳でブログを始め、現在86歳。先生にもブログを勧めたが書くのはちょっとつらいようだ。息子さんが市議会議員で、そのブログを楽しみに読まれていた。

 産んだ人と、最初に取り上げた人と、産まれた私という、不思議な茶会。

 写真は、SONICかもめの茶色い革製シートとJR九州の社内フリーペーパーPlease。筒井ガンコ堂さんの連載は、佐賀あけぼの旅館の「ひなずし御膳」

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