アドビさんと打ち合わせ

 アドビ(Adobe)さんとは古い付き合いでサンノゼの本社にも何回か伺った。本日、PDF系の責任者のBさんが来社され、昼食もご一緒した。

 電子ペーパーepubAdobe DRMAIRなど最新技術について教えていただき、こちらは日本の電子新聞、電子雑誌、電子書籍の動向などを説明した。会議テーブルには、電子ペーパー端末が6台も並んだ。eInk(http://www.eink.com/ )の表示速度も徐々に改善しているようだ。

 .epubは.docxと同様、zipにリネームすると中身が見えるが、マイクロソフトのOpen XML同様、ソフト会社の出番が増えると思う。このepubはCS3(http://www.adobe.com/jp/products/creativesuite/ )でサポートされるので、日本の電子書籍がドンドン生産できるかもしれない。

 何を言っているかというと、InDesignで作られた過去の書籍のDTPファイルをCS3で読み込み、epubフォーマットで出力すると、きれいなXMLファイルやCSSが生成されるので、デジタルデータが容易に得られることになる。

 Bさん、昨日韓国ソウルから来日し、明日北京に出発、その後インドとのこと。大切な日本での時間の半分を割いていただいた。