コピーとどう向き合うか

 先週の金曜日、東京12chのWBSで「コピーとどう向き合うか」という興味深い特集があったのでメモ。以下の2つの事例が気になった。

●角川グループ 涼宮ハルヒの憂鬱

http://www.kadokawa.co.jp/sp/200603-04/index.php

 アニメがYouTubeに勝手に流されたが、それが宣伝となり米国でDVDが売れた。それでYouTubeと組んでサイトをオープン。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080125/kadotube.htm

http://jp.youtube.com/user/KADOKAWAanime

ガイナックス 綾波レイ

http://eva.yahoo.co.jp/kagi/chara/character_02.html

 エヴァンゲリオンの登場人物で、彼女のフィギュアーは確かに見たことがある。番組では3~5%の著作権料を支払えば個人にもフィギュアー製作を許諾するとのこと。

http://www.gainax.co.jp/commercial/0002.html

 ガイナックスのサイトを見ていたら、画像も許諾しているので、申請し掲載した。

http://www.gainax.co.jp/anime/eva/copyright.html

 恥ずかしながら、涼宮ハルヒ綾波レイも知らなかった。「法を守りやすい環境や、ビジネスモデルを変えることで、著作権や知的財産ビジネスが成り立つ環境をつくる技術を開発し、それを世界の標準にするくらいの発想が必要」(コンピュータソフトウェア著作権協会 久保田専務理事)、「ユーザも著作権者になりうる。そのようなユーザは人の著作権を守る気持ちになって尊重し、きちんと理解してくれる」(角川デジックス 福田社長)など、良いコメントを聞くことができた。