薫陶を受ける

 昨日は神保町で会食。元気なお二人と電子出版などの話をした。その中で「薫陶を受ける」という言い回しを使ったが、我ながら、漢字も意味もうろ覚えなので、http://www.msn.co.jpの[国語]で、三省堂大辞林」を引いてみた。

  

 薫陶(くんとう):〔香をたいてかおりをしみこませ、土をこねて形を整え陶器を作る意から〕人徳・品位などで人を感化し、よい方に導くこと。

  

 この言葉は、赤坂のN社の社長さんに、お向かいにあるS社の社長さんをご紹介した際に出てきたのだが、その場にふさわしい表現であった。

 こんな立派な言葉を使ってみたいものだが、そのような状況にはなかなか遭遇しない。何人かの方に薫陶を受けたと自覚しているが、この後、私が薫陶を与えるような存在になれるとは思えない。世俗の垢にまみれすぎているので・・・