みんなパートナー

 午前中、米国の会社との提携について社内打ち合わせ。半年に一度くらいの割合で、提携話しが舞込む。実際に提携するのは数年に1度くらいである。

 5、6年前、N社の社長さんと3回ほどサンフランシスコに行った。ダウンタウンの新興ネットベンチャーとの提携交渉だったが、そこで「相手をパートナーと思う」考え方を教わった。http:で世界中のサーバが繋がっているので、ネット企業は手をつなぐべき という思想である。

 結局、その会社との提携は行わず、サーバ・システムを自主開発したが、パートナー思想は私の中でますます強くなっている。その理由は、Webサービスの登場である。http:で繋がっているサーバをXML SOAPで有機的に繋げることにより、各社が分担してひとつのサービスを実現させる仕組みが構築されつつある。先代社長のお別れ会でも、その意味でパートナーシップと言った。

http://bizpal.jp/eijyo/20041231

 Webサービスの口を持ったサーバは自由に連携することができる。今朝の案件もWebサービスXMLバリバリの新興サービス企業なので、先ずは「お互い、パートナーになりませんか」と声をかけることにした。