神の手を持つ男 福島先生

 夕方、何となくテレビを点けたら、62歳の米国で活躍する医師が出ていた。妻が大学病院に勤めているので、「脳の手術が上手な先生が出ているよ」と言ったら、すかさず「福島先生でしょ」との返事。

 TBSの「夢の扉」という番組で、アメリカ ノースカロライナ州デューク大学(http://www.duke.edu/)教授の福島孝徳先生が紹介されていた。三井記念病院三叉神経痛の手術で有名だった先生で、48歳で臨床教授つまり基礎研究ではなく実際に患者を治す教授として米国に渡られ、毎年400名以上の患者を救っておられるとのこと。

 近親者が三叉神経痛で苦しんだ際、妻の職場の先生に相談したら、「泌尿器科と脳外科は違うんだから・・・」ということで、秋葉原にある三井記念病院の後任の先生を紹介された。

ラストホープ 福島孝徳 「神の手」と呼ばれる世界TOPの脳外科医

ラストホープ 福島孝徳 「神の手」と呼ばれる世界TOPの脳外科医

 「神の手を持つ男」、「ラスト・ホープ(最後の切り札)」、「脳外科のブラック・ジャック」などと呼ばれ、鍵穴式手術という方式も考案された世界的に有名は先生である。

 患者に接する姿勢や、医療に対する考え方など、こんな立派なお医者さんもいるのだと感心した。