ヤフー・ジャパンの音楽配信

 本日の夕刊にヤフー・ジャパンの音楽配信事業への参入が載っていた。

http://www.asahi.com/business/update/0221/060.html

 ソニー、エイベックス、BMGなど日本のレコード会社18社が出資したレーベルゲート(http://www.labelgate.co.jp/)と提携し、今月中にも39社、7万3千曲のダウンロード販売を開始する。フォーマットはソニーATRAC3を使用。そのため、オーディオ・プレイヤーはソニーと松下製品しか使えない。

 しかし、レーベルゲートは、昨年10月、マイクロソフトと提携し、Windows Mediaも採用しているので、WMAフォーマット対応の多くのオーディオ・プレイヤーにも、その内、対応するものと思われる。

http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2086

http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/devices/

 これらのフォーマットやオンライン・ショップの争いが、MP3プレイヤーではなく、携帯電話に持ち込まれ、http://bizpal.jp/eijyo/20050219でご紹介した、競争が日本にも波及してくることになる。

 ヤフー・ジャパンでの販売価格は1曲、158~368円とのことだが、アップルiTune Music Storeは99セント、ウォルマートは88セントなので、100円程度に値下がりすることを期待している。