蒲田のシスラボ

 今日は、白山->品川シーサイド->赤坂->蒲田->上野->白山と都内を行ったり来たり。メールを読む時間もなく、移動時間は合計4時間以上になった。

 蒲田は、XMLコンソーシアムの運営委員会で、富士通ソリューション・スクエアへ。京浜東北線ユザワヤの先に見える、神殿風の階段が特徴の立派なビルである。

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2003/11/27.html

 セキュリティーの見本市みたいな建物で、会議室に入るまでに4回非接触型のカードをかざすゲートがあり、部屋に入るドアまで、カードをチェックされる。これとは別に、社員は指紋認証でのセキュリティーチェックも行われている。

 2003年11月にこの新しいビルになったとのことだが、以前は、システム・ラボラトリ(シスラボ)という名前で、ソフトウェア開発部門が入ったビルがあり、IBMから富士通に移られた安藤馨さんが設立された「富士通電子計算機専門学校」があった。

http://www.ipsj.or.jp/katsudou/museum/pioneer/ando.html

 30年近く前、社会人になった直後、当時の上司、丸山課長の計らいで、半年間、夜学に通った。まだ、パンチカードでコンピュータを動かす時代で、COBOLFortran、そしてコンピュータの基礎を勉強した。

 新入社員で入社して、半年間がむしゃらに働けば、数年はその勢いで仕事ができるだろうと思っていたが、その半年が過ぎ、10月から3月まで通ったと思う。余勢で1番になるぞ!と勉強したが、2番となり、安藤さんから卒業証書をいただく栄誉は授かれなかった。